胃カメラ検査

胃内視鏡検査(胃カメラ)とは

胃内視鏡検査(胃カメラ)とは

胃内視鏡検査(胃カメラ)は、口や鼻から細いカメラを挿入し、食道・胃・十二指腸の内部を直接観察する検査です。

バリウム検査と異なり、粘膜表面の微細な変化や初期のがん、炎症などを正確に捉えることができるため、より詳細な診断が可能です。
当院では、総合病院でも使用されている最新鋭の高性能内視鏡カメラ「Olympus GIF-1200N」を導入しております。これにより、精度の高い診断をクリニックレベルでもご提供可能です。

こんな症状ありませんか

  • 胸やけ、胃の痛み、胃もたれ、食欲不振が続いている
  • 急な体重減少がある
  • バリウム検査で異常を指摘された
  • ピロリ菌検査やABC検診で異常があった
  • のどの違和感、飲み込みにくさがある
  • 40歳以上で胃カメラを受けたことがない
  • ご家族にピロリ菌陽性の方がいる
  • 飲酒や喫煙の習慣がある

当院は福岡市の『胃がん検診』の指定医療機関ですので、対象年齢であれば福岡市の助成で無料or1,800円で検査を受けることも可能です。

胃内視鏡検査(胃カメラ)で
見つかりやすい疾患

ピロリ菌感染の有無

ピロリ菌感染の有無

胃がんの最大の危険因子とされるピロリ菌の有無を確認できます。

感染が確認された場合は、除菌治療を行い、定期的な経過観察が必要です。

胃がん(早期・進行・スキルス)

早期胃がんであれば内視鏡的治療が可能ですが、進行すると外科手術や化学療法が必要になります。
中でも「スキルス胃がん」は進行が早く、自覚症状が乏しいまま若年女性に発症することもあり、注意が必要です。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

粘膜が深く傷ついた状態で、ピロリ菌感染やNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)が主な原因です。
出血のリスクや再発予防の観点からも、内視鏡検査での早期発見が重要です。

胃悪性リンパ腫・胃腺腫

胃に発生する腫瘍性病変も内視鏡で観察できます。
特に胃悪性リンパ腫では、ピロリ菌除菌によって腫瘍が縮小することがあり、的確な診断と治療方針の決定に内視鏡検査が重要です。
胃腺腫は良性ですが、がん化のリスクがあるため、定期的な経過観察が必要です。

胃粘膜下腫瘍・胃底腺ポリープ・胃憩室

内視鏡では、胃の粘膜下にできる腫瘍やポリープ、構造上の異常(胃憩室)も確認できます。
多くは経過観察となりますが、形状や大きさによっては切除が必要になるケースもあります。

食道疾患・十二指腸疾患

逆流性食道炎、食道がん、食道静脈瘤、咽頭乳頭腫、十二指腸潰瘍、十二指腸がんなども内視鏡で観察可能です。
のどの違和感、胸やけ、腹痛、出血などの症状がある場合は、原因を明らかにするために検査が有効です。

アニサキス症

魚介類の生食によって感染する寄生虫症で、突然の強い胃痛を引き起こします。
内視鏡でアニサキスを除去することで、症状は速やかに軽減されます。

胃内視鏡検査(胃カメラ)の流れ

STEP01

検査前日

夕食は21時までに済ませ、水分(お茶・水・スポーツドリンク)は摂取可能です。
薬の服用は問題ありません。

STEP02

検査当日朝

食事は控え、検査まで水分摂取のみにしてください。
毎日服用している薬がある場合は、ご予約の際に看護師にご確認下さい。

STEP03

来院後の準備

お腹の泡を消す薬を服用し、のどの麻酔を実施します。
検査時間は5~10分程度です。

STEP04

検査後

少し休んでから結果の説明があります。

ピロリ菌検査

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の粘膜に感染して炎症を引き起こす細菌です。
感染が長期間続くと、慢性胃炎が進行し、萎縮性胃炎や腸上皮化生といった粘膜の変化をもたらし、結果的に胃がんのリスクが高まります。

感染の多くは、幼少期の家族間での経口感染によるもので、日本では年齢が高くなるほど感染率も上昇する傾向があります。

ピロリ菌が自然に消失していたとしても、すでに胃粘膜の萎縮や腸上皮化生が進行している場合は、胃がんのリスクが高く注意が必要です。除菌治療によって胃がんのリスクを下げることはできますが、いったん進行した粘膜のダメージが完全に元に戻ることはありません。そのため、除菌後も定期的な胃内視鏡検査が欠かせません。当院では、胃内視鏡検査によって胃粘膜の状態を確認した上で、必要に応じてピロリ菌の検査・除菌治療を行っています。将来的な胃がんリスクを減らすためにも、早期の検査と継続的な観察をおすすめしています。

福岡市南区大橋で
胃内視鏡検査(胃カメラ)を
お探しの方は菅原内科医院へ

福岡市南区大橋で胃内視鏡検査(胃カメラ)をお探しの方は菅原内科医院へ

胃の不調や検診で異常を指摘された方、ピロリ菌が気になる方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

当院では、最新鋭の高性能内視鏡カメラ「Olympus GIF-1200N」を導入し、検査を行っています。
患者様の症状やライフスタイルに合わせた丁寧な説明と対応を心がけております。

福岡市南区大橋で胃内視鏡検査(胃カメラ)をご希望の方は、菅原内科医院へお気軽にご相談ください。

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