
コラム
年末年始はもちに注意‼️❓
年末年始を健やかに過ごすために
〜お餅の事故と胃腸の養生〜
早いもので、今年も残すところあとわずかとなりました。 年末年始は、おせち料理やお餅など美味しいものが並び、賑やかに過ごされる方も多いかと思います。
しかし、この時期は「お餅による窒息」や「暴飲暴食による体調不良」で病院に運ばれる方が急増する時期でもあります。せっかくの休暇を台無しにしないよう、以下のポイントに気をつけて過ごしましょう。
1. お餅の「もしも」を防ぐために
冬の風物詩であるお餅ですが、粘り気が強く噛み切りにくいため、喉に詰まらせる事故が毎年後を絶ちません。また飲み込めたものの大き過ぎて腸に詰まってしまい腸閉塞になるなんてこともあります。特に小さなお子様やご高齢の方は注意が必要です。
小さく切る: 一口で食べようとせず、あらかじめサイコロ状など小さく切っておきましょう。
喉を潤してから: 食べる前に、まずはお茶や汁物で喉を湿らせておくと、滑りが良くなります。
「ながら食べ」は禁物: お喋りに夢中になったり、テレビを見ながら食べたりすると、誤飲してしまう原因になります。
よく噛む: 「これでもか」というくらい、しっかり噛んでから飲み込む習慣を。
万が一詰まってしまったら… 激しく咳き込めるようなら、そのまま咳を続けさせてください。もし声が出せず、顔色が悪い場合は、すぐに119番通報を。
2. 「正月太り」だけじゃない?暴飲暴食の罠
連日の宴会や豪華な食事は、思っている以上に胃腸への負担をかけます。
「腹八分目」を意識する: 目の前のご馳走をすべて食べ切ろうとせず、意識的に箸を置く時間を作りましょう。
塩分とアルコールの摂りすぎに注意: 濃い味付けのおせち料理は塩分が高めです。高血圧や持病のある方は、野菜を多めに摂るなどの工夫をされましょう。またアルコールは肝臓やすい臓などの臓器にダメージを与えるため急性アルコール中毒や急性すい炎で救急搬送されないよう適量にとどめましょう。
胃腸を休める日を作る: 1日贅沢をしたら、翌日は「七草粥」のような消化に良いメニューでリセットしましょう。
3. 持病のある方へ(お薬の確認を)
年末年始は多くの医療機関が休診となります。 「いつもの薬が足りない!」ということにならないよう、残薬を確認し、受診・処方を受けておいてください。
皆様が健やかな新年を迎えられることを、スタッフ一同心より願っております。 体調に不安がある場合は、年内の診療時間内にご相談ください。
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【この記事の監修・執筆者】
菅原 脩平(すがわら しゅうへい)
菅原内科医院 副院長
【資格・所属】
- 日本内科学会:認定内科医・内科指導医・総合内科専門医
- 日本肝臓学会:肝臓専門医
- 日本消化器病学会:消化器病専門医
- 日本消化器内視鏡学会:消化器内視鏡専門医
- 難病指定医 / 緩和ケア講習修了 / JMECC修了
- 福岡県医師会 会員
医学部卒業後、基幹病院での勤務を経て、現在は福岡市南区大橋にて「菅原内科医院」の副院長を務める。多世代にわたる医家としての知見を活かし、大橋エリアの皆様のホームドクターとして、一般内科から生活習慣病、専門的な消化器疾患まで幅広く診療を行っています。
【 Clinic Info 】菅原内科医院(西鉄大橋駅から徒歩圏内)
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