
コラム
熱中症に注意!!!

梅雨の晴れ間に、急に真夏のような暑さを感じる日が増えてきましたね。 実は、1年の中で熱中症に特に注意が必要なのが、この6月〜7月の時期です。『まだ本格的な夏じゃないから大丈夫』という油断が一番危険です。 今回は、なぜ今の時期に熱中症が増えるのか、そして今日からできる簡単な対策をお届けします。
【なぜ「6月の暑さ」は危険なのか?】
理由は大きく分けて2つあります。
1.体が『暑さの準備』をできていないから 人間の体は、汗をかくことで体温を調節します。しかし、涼しい春を過ごしてきた今の体は、まだ上手に汗をかく準備(暑熱順化)ができていません。そのため、急な暑さに体温調節が追いつかなくなってしまうのです。
2.『隠れ脱水』に気づきにくいから 梅雨時は湿気が高いため、汗が蒸発しにくく、体に熱がこもりやすくなります。また、『喉が渇いた』と感じた時点ですでに体内の水分は不足し始めています。
【医師が教える!今すぐできる3つの熱中症対策】
本格的な夏を迎える前に、次の3つを意識してみましょう。
① 『喉が渇く前』の先手必勝の水分補給 朝起きたとき、入浴前後、そして外出前は必ずコップ1杯の水分を摂りましょう。室内で過ごす日も、時間を決めて(1時間に1回など)こまめに飲むのがポイントです。
② エアコンを我慢せず『試運転』を兼ねて使う 『まだ6月だから電気代がもったいない』とエアコンを我慢するのは禁物です。室温が28度を超えないよう、上手にエアコンを活用してください。今のうちにエアコンが正常に動くかチェックする『試運転』も兼ねて、早めに使い始めましょう。
③ 日常生活の中で『汗をかく練習』をする 本格的な猛暑が来る前に、少し汗をかく習慣をつけましょう。シャワーだけで済ませず湯船に浸かる、涼しい朝夕に20分程度ウォーキングをするなど、無理のない範囲で『汗をかける体』を作っていくのがおすすめです。
【最後に】
熱中症は、正しい知識と事前の対策で防ぐことができる病気です。 もし『頭痛がする』『立ちくらみがする』『体がだるくて熱っぽい』といった症状があれば、初期の熱中症かもしれません。無理をせず、涼しい場所で水分・塩分を補給し、症状が改善しない場合は我慢せず当院にご相談ください。 しっかり準備をして、これからの夏を元気に乗り切りましょう!
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【この記事の監修・執筆者】
菅原 脩平(すがわら しゅうへい)
菅原内科医院 副院長
【資格・所属】
- 日本内科学会:認定内科医・内科指導医・総合内科専門医
- 日本肝臓学会:肝臓専門医
- 日本消化器病学会:消化器病専門医
- 日本消化器内視鏡学会:消化器内視鏡専門医
- 難病指定医 / 緩和ケア講習修了 / JMECC修了
- 福岡県医師会 会員
【略歴】
医学部卒業後、基幹病院での勤務を経て、現在は福岡市南区大橋にて「菅原内科医院」の副院長を務める。多世代にわたる医家としての知見を活かし、大橋エリアの皆様のホームドクターとして、一般内科から生活習慣病、専門的な消化器疾患まで幅広く診療を行っています。
【 Clinic Info 】
菅原内科医院(西鉄大橋駅から徒歩圏内)
▶︎ 福岡市南区大橋の菅原内科医院 公式HP






