
コラム
早期発見が鍵!胃がん検診!!

胃がんは、日本人にとっていまだに身近ながんのひとつです。しかし最近は治療法が進歩し、早期発見できればがんであっても胃カメラ(内視鏡)で切除できます。そのため胃がんも予防できるがんになっております。胃カメラで胃の粘膜を一部削りとるだけで治療できるため早期発見できれば外科手術も必要ありません。その「早期発見」に欠かせないのが、胃がん検診です。
胃がんはなぜ起こるの?
胃がんの大きな原因は、ピロリ菌感染です。
ピロリ菌は胃の中にすみついて、長年かけて胃の粘膜を傷つけます。これにより「慢性胃炎」(萎縮性胃炎)となります。慢性炎症が原因で胃がんが発生しやすくなります。ピロリ菌の感染は自覚症状がないことも多いため、検査をされたことのない方はおすすめします。またピロリ菌がいないといわれた方もスキルス胃がんなどピロリ菌感染と関連のない胃がんもありますので安心せずに定期的な検診を受けるようにされて下さい。
胃がん検診について
検診では、胃カメラ(内視鏡)やバリウム検査を行います。
• 胃カメラ:粘膜を直接観察でき、ポリープや初期のがんも発見しやすい
• バリウム:レントゲンで胃の形の変化をチェック(痛みがなく短時間)
最近では、内視鏡検査の精度が高く、負担も軽減されてきています。
どんな人が受けた方がいい?
• 40歳以上の方
• ピロリ菌に感染したことがある
• 親族に胃がんの方がいる
• 胃もたれや胸やけが続く
・貧血を指摘された
・黒い便がでる
これらに当てはまる方は、検査を強くおすすめします。
最後に
ピロリ菌感染によって不快な症状がでる方もおりますので、気になる胃の不快感がある方もご相談下さい。ピロリ菌除菌後の方も除菌後に胃がんができることがありますので定期的な検査をおすすめ致します。また胃がん健診は胃がん予防目的でおこないますが咽頭がん、喉頭がん、食道がん、十二指腸がんがみつかることもあるためがんの予防をされたい方は是非受けて頂きたい検査の一つです。最近では外科手術や化学療法も進歩しておりますがまだまだ胃がんで命を落とす方や胃を切除しその後の生活に苦労される方が多いのが現状です。健康的に長生きするためには早期発見が重要です。是非検診を受けられて下さい。
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【この記事の監修・執筆者】
菅原 脩平(すがわら しゅうへい)
菅原内科医院 副院長
【資格・所属】
- 日本内科学会:認定内科医・内科指導医・総合内科専門医
- 日本肝臓学会:肝臓専門医
- 日本消化器病学会:消化器病専門医
- 日本消化器内視鏡学会:消化器内視鏡専門医
- 難病指定医 / 緩和ケア講習修了 / JMECC修了
- 福岡県医師会 会員
医学部卒業後、基幹病院での勤務を経て、現在は福岡市南区大橋にて「菅原内科医院」の副院長を務める。多世代にわたる医家としての知見を活かし、大橋エリアの皆様のホームドクターとして、一般内科から生活習慣病、専門的な消化器疾患まで幅広く診療を行っています。
【 Clinic Info 】菅原内科医院(西鉄大橋駅から徒歩圏内)
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