肌荒れ
こんな症状ありませんか?
- 肌がかさついて粉をふく
- 顔に赤みやぶつぶつができる
- 皮膚がかゆくて掻いてしまう
- フケが多く、肩や襟に落ちる
- 眉や鼻の周りが皮むけしている
- 乾燥してヒリヒリする、化粧水がしみる
- 銀白色のフケのような皮膚がポロポロ落ちる
- いつものスキンケアでは改善しない
こうした症状がある方は、皮膚の炎症や慢性的な疾患が関係しているかもしれません。
気になる方は、早めの受診をおすすめします。
肌荒れが起きる原因
肌荒れの原因は多岐にわたり、体質・生活習慣・外的刺激が複雑に関係しています。
食生活の影響
脂っこい食事やビタミン不足、栄養バランスの乱れが皮脂分泌やターンオーバーに影響し、肌荒れを招くことがあります。
加齢によるもの
年齢とともに皮脂や水分量が減少し、バリア機能が低下することで乾燥やかゆみを引き起こしやすくなります。
遺伝によるもの
アトピー性皮膚炎や脂漏性湿疹、尋常性乾癬は体質・遺伝との関係が深いとされ、家族に同様の症状がある場合は注意が必要です。
そのほかにも、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、ストレス、乾燥した空気や紫外線など、さまざまな要因が肌荒れを引き起こします。
皮膚疾患の種類と症状
肌荒れと一口に言っても、背景には皮膚疾患が隠れている場合があります。
ここでは代表的な3つの疾患をご紹介します。
肌荒れ(一般的な皮膚トラブル)
乾燥、赤み、かさつき、毛穴の目立ち、ニキビなど、肌の不調全般を指します。
多くの場合は生活習慣やスキンケアによって軽快しますが、慢性的になると皮膚疾患へと進行することがあります。
脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)
皮脂の多い部位(頭皮、眉、鼻周り、耳の後ろなど)に赤みやかゆみ、皮むけが起こる疾患です。
マラセチア菌の増殖が関係しており、季節の変わり目やストレスで悪化することがあります。
尋常性乾癬
皮膚が赤く盛り上がり、その表面に銀白色の鱗屑(フケのようなもの)が現れる慢性皮膚疾患です。
はがれ落ちた皮膚が床に落ちるほど強い乾燥を伴い、かゆみもあります。
遺伝的要素や免疫異常が関与しており、再発しやすいのが特徴です。
皮膚疾患の診察と治療
肌荒れや皮膚疾患の診察では、視診と問診を基本とし、必要に応じて採血などを行うこともあります。
外用薬による治療
ステロイド外用薬や抗真菌薬、保湿剤などを用いて、炎症やかゆみを抑えます。
脂漏性湿疹には非ステロイド系の塗り薬を、尋常性乾癬にはステロイド・ビタミンD外用薬を使用します。
内服薬による治療
症状が強い場合や全身に広がるケースでは、抗アレルギー薬や抗炎症薬、免疫抑制剤などの内服薬を併用することもあります。
生活改善・体質改善
再発や悪化を防ぐためには、規則正しい生活やバランスのとれた食事が欠かせません。
必要に応じて漢方薬を併用し、体質改善を目指す治療を行うこともあります。
福岡市南区大橋で
肌荒れを改善したい方は
菅原内科医院へ
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当院では、肌の状態や生活習慣などを丁寧に伺いながら、一人ひとりに合った治療方針をご提案しています。
お困りの症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。